手間をかけて大事にする事が魅力

「手のかかる子どもほど可愛い」などということわざがありますが、これは趣味の世界にも言える事です。機械式腕時計などはその最たるもので、時計が本来求められている正確な時を刻むという観点からすると、電池式のクォーツ時計や電波時計の方が圧倒的に正確なわけです。それに機械式時計はゼンマイで動きますから、手巻きにしろ自動巻きにしろ何かしらのアクションをしないとすぐに止まってしまいます。数日程度ならまだしも、もし数か月間使わずに放置してしまうとオイルが凝固して動かなくなる危険性すらありますので、出来れば毎日のように使うほうがよいです。全く手間のかかりようといったら、他の道具にはない煩雑さと言わねばならないでしょう。

自分で出来る事と出来ない事

機械式時計のメンテナンスは、まずは毎日のように使い続ける事から始まります。手巻きであれば決まった間隔でネジを巻くことも立派なメンテナンスですし、自動巻きなら身に付ける事が既にメンテナンスになります。機械式時計は時刻がずれるのも当たり前なので、時刻合わせも必要です。こうした事は自分で出来るメンテナンスですが、機械式時計の心臓部であるムーブメントは自分で調整出来ません。ここはメーカーや時計店などのプロに、3年に一度程度の頻度でオーバーホールしてもらう事が必要です。特に不具合を感じていなくても、ムーブメントは徐々に劣化していますので、この程度の間隔でオーバーホールに出した方が、結果的に長持ちします。

ゼニスはエルプリメロが2019年に50周年を迎え、記念モデルとして3本セットのスペシャルボックスを発売し、最新モデルのNEWキャリバーエルプリメロ2も発表しました。